エクセルがなかなか上達しない。
という相談をされることが今まで何度もありました。
私も最初はもちろん何もわからないところから始めています。
あるとき一気にエクセルやアクセスが上達したのですが、そのときにやったことは家計簿作成でした。
私がそうだったのですが、家計簿は身近なもので、自分で使うとなると熱心になりました。
その他、仕事でいかに効率的に作業できないかな、と常に考えていると習得が早いです。
目次
家計簿自作歴とスキルアップ
冒頭でも説明しましたが、自分が使うもとを作成すると、エクセルやアクセスのスキルアップにつながります。
私が挫折したことのあるプログラミング言語はいくつかあるのですが、その挫折理由は自分が使わないものでピンとこなかったことが一番の原因でした。
以下は私が作った家計簿の履歴です。
履歴
- 2002年~:アクセスの一般機能とマクロで作成
わかりやすい作成方法の本をみながら作成しました。よくできた本でしたが残念ながら引っ越し時に処分してしまいました。 - 2003年~:エクセルマクロ(VBA)を使った家計簿
- 2018年~:ここで紹介しているエクセル複式簿記家計簿
プログラミング言語でもエクセルやアクセスのマクロ(VBA)なら、はいりやすいです。また、エクセルの効率化にもつながります。仕事につなげることもまだ可能です。
パソコンを使わず、手書きで作成している時期もありました。
また、エクセルとは違う話ですが、2007年ころに簿記をはじめて勉強し、その当時は手書きで仕訳を書いて簿記を覚えました。
簡単な家計簿
簿記の知識がなくても作成できる家計簿です。習得できる機能は、テーブル設定、VLOOKUP関数、入力規則等です。
複式簿記の家計簿
簿記3級または2級の知識のある方、資格はないけれど経理経験のある方へ向けた内容です。
作成方法
習得できる機能は、テーブル設定、VLOOKUP関数、入力規則、ピボットテーブル機能等です。
アイディアのもととなった話
作成するにあたって、もとになった経験は以下の2つの仕事経験でした。
- 会計システムの開発をしている会社で働いていたときの経験(2008年頃から数年間)
システム移行の仕事をしていて、データのインポートや不一致等を探す作業でみたデータの並び - 経理でSAPを使っていた経験(2018年頃)
SAPへの仕訳はエクセルで作成し、CSVデータにした後にインポートする方法でそのデータの並び
上記の経験から、2018年頃に複式簿記家計簿を作成しました。