【Excel家計簿】単式簿記でつくる家計簿でエクセルも学ぶ

簡単なエクエル家計簿を作りながら、覚えるエクセルの基本です。足し算と引き算がわかれば理解できます。

簡易家計簿作成手順
  1. 単式複式簿記で作る家計簿(この記事)
  2. テーブル設定
  3. VLOOKUP関数の設定
  4. 表示形式と入力規則設定
目次

単式簿記と複式簿記

家計簿をつけるのに簿記の知識がなくてもできますが、簡単に単式簿記と複式簿記の違いを説明します。

単式簿記

単式簿記は、収入と支出のみ記録します。使う勘定科目は1つのみです。

例えば、「1月1日に電気代5千円を現金支払った」場合の記録方法は次の通り。

1/1 電気代 5,000円

記録は簡単で、収支の計算も簡単。

デメリットは、上記の記録だけでは、どんな方法で支払ったかはわからず、財政状況を把握できません。

複式簿記

単式簿記と同じ取引を複式簿記で記録すると、次の通りです。

1/1 電気代 5,000円/現金 5,000円

複式簿記では、財政状況を把握できます。

単式簿記の家計簿

使うシートは2つです。

  • シート「家計簿」:日々の収支を入力するシート
  • シート「科目」:勘定科目を設定するシート

家計簿シート

シート「家計簿」は、日々の収入と支出を記録します。科目コードを入力すると、シート「科目」の科目名をシート「家計簿」の科目名に表示します。

エクセル家計簿
家計簿

入力方法はシンプル。

  • 収入:+
  • 支出:-

集計は単純。足し算と引き算だけ。

科目シート

勘定科目を設定するシートです。

科目シート

科目は、費用科目と収入科目のみです。

計算方法

2つのシートにはテーブル設定をしています。

シート「家計簿」の集計行は、テーブル機能の「集計行」です。

集計を知りたいときは、テーブル機能の「集計行」をオンにし、日々の入力をするときはテーブル機能の「集計行」をオフにします。

次回からは、この簡易家計簿の作り方を説明します。

続き:シート「家計簿」、「科目」を作成しテーブル設定をする

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