エクセルの名前の定義が消せない場合の削除方法

名前の定義を削除するには、名前の管理で削除できますがグレーアウトで [削除] が押せない場合があります。

グレーアウトになる2つの例
  • テーブル設定
  • データの取得(クエリ)
目次

削除ボタンがグレーアウト(グレー表示)で押せない例

[数式]>[定義された名前]グループ>[名前の管理]を選択します。

名前の管理

→ 画面中央の [削除] が押せません。

名前の管理

[編集] を押し画面下の[参照範囲]を確認するとここもグレーアウトです。

名前の編集

テーブル設定している場合の削除方法

テーブル設定している場合は、テーブルの設定を解除すれば名前の管理に表示されなくなります。

(1)テーブル範囲のデータを選択します。例えばセルA2をクリックします。

名前の定義設定

(2)メニュー[テーブルデザイン] > [ツール]グループ> [範囲に変換] をクリックします。

範囲に変換

操作は以上で終わりです。[名前の管理]を確認すると名前の定義は消えています。

名前の管理

データの取得を使った場合の削除方法

データの取得で外部データを取り込んだ場合の例です。[名前の管理] を開くと[削除] ボタンが押せません。

名前の管理

続いて[名前の編集]を開くと参照範囲がグレーアウトです。

名前の編集

削除方法はテーブル設定の場合と同じです。データの範囲を選択すると、[テーブルデザイン] が表示されます。

以下の操作を行うと、シートからクエリ定義が削除され、テーブルが範囲に変換されます。クエリを削除したくない場合は、「名前の管理」に表示されたままです。

(1)メニュー[テーブルデザイン] > [ツール]グループ> [範囲に変換] をクリックします。

範囲に変換

(2)[OK] をクリックします。

メッセージ

操作は以上で終わりです。以下の方法でも同じです。

(1)メニュー[クエリ] > [編集]グループ> [削除] をクリックします。

クエリ

(2)メニュー[テーブルデザイン] > [ツール]グループ> [範囲に変換] をクリックします。

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