【ITサポート】一般事務との違いや未経験からの転職 | 経験者の解説

悩む人

「ITサポート」や「IT事務」って結局どんな仕事なの?なんだか難しそうな仕事内容から、一般事務に近い仕事まであるけど・・・

そんな疑問に答えます。

こんな方に向けた内容です
  • 求人情報によって「ITサポート」や「IT事務」の仕事内容が違いすぎて、結局何する仕事かわからない
  • IT未経験者は「ITサポート」や「IT事務」の仕事に就きやすいと聞いたけど本当なの?
  • 何か資格や最低限のスキルはいるの?

私は「ITサポート」の求人で採用されたことはありませんが、実際はこれらの仕事に該当する仕事をした経験が何度かあります。仕事の経験者として解説します。

そもそも、職種の定義自体が、企業や業界によって微妙に異なる場合があります。

「一般事務」の募集で実際働いてみると、「OA事務じゃない?」だったり、「ユーザサポート」として雇われたのに、実際の仕事は「OA事務のような営業事務?」なんてことも。

「ITサポート」や「IT事務」とは、IT(情報技術)に関連する業務の中でも、特に事務的な仕事やユーザーサポートを行う仕事です。

目次

実際のITサポートの求人から見る仕事内容

インターネットで公開されている求人を検索し、仕事内容を調べました。(2023年4月末)

結論を先に言うと、求人にある「ITサポート」の多くは、ヘルプデスク・ユーザーサポートの仕事内容がほとんどでした。

求人情報の「ITサポート」という仕事

求人サイトで検索した条件です。

検索条件
  • 検索キーワード:ITサポート
  • 媒体:求人サイト10社
  • 雇用形態:正社員、派遣社員、アルバイト、他
  • 件数:100件

検索結果の求人内容を確認し、職種を書き換えました(B列・黄色)

検索結果の求人内容

結果をグラフ化しました。8割はヘルプデスク・ユーザーサポートです。

求人のグラフ

ヘルプデスク(社内)と情シス(情報システム部門の仕事)の違いは、情シスの方が仕事が少し難易度が高いため区別しました。

仕事内容の説明

グラフの元データです。

職種割合
ヘルプデスク(社内)29%
情シス22%
ユーザーサポート(社外)14%
ユーザーサポート(客先常駐)14%
IT事務10%
社内SEのサポート4%
その他(マイナーなIT系の仕事)7%
ITサポートの仕事内容
ヘルプデスク(社内)

ユーザーサポート、ヘルプデスク、キッティング、情報管理などの仕事が含まれていました。

  • ユーザーサポート・ヘルプデスク業務
    社内ヘルプデスクでの問い合わせ対応やトラブルシューティング、など。
  • 運用管理業務
    基幹システムや業務システムのデータ登録や整備補助、保守管理業務のサポート、IT機器管理、PCセットアップなど。
  • PCキッティング、機器管理など。
  • IT関連の総合的なサポート業務
    報告書作成、マニュアル作成など。
情シス(情報システム部門の仕事)

上記の「ヘルプデスク(社内)の業務を含み、その他以下のような業務がありました。

  • システムやサーバーの運用・管理
  • セキュリティーソフトのアップデート
  • IT資産管理・ソフトウェアのライセンス管理
  • ネットワーク障害の一次対応などの業務。
  • 社内システム環境のサポート
    アカウント管理、システムの導入・リプレース・管理・運用、システムの改善などの業務。
  • アプリケーション障害対応
  • 新規入社時のユーザーPCの設定やアップグレード
  • Active Directoryのユーザーアカウント管理

実際に私が情報システム部門で働いていた時の業務内容に近いです。

ユーザーサポート(社外)

ヘルプデスク(社内)の仕事と似ています。対応する相手が社外の人(お客様)

問い合わせ対応や、ITの知識を必要とする事務も含む。

ユーザーサポート(客先常駐)

勤務先はお客さんの会社で、ユーザーサポートの仕事をします。

客先常駐は、企業や組織が自社の社員を他の企業や組織の現場に常駐させることを指します。社員は自社の雇用条件で働きながら、他の企業や組織のオフィスや現場に所属して業務を行います。

私はこの働き方の経験がありますが、派遣社員と何が違うのだろうと思っていました。雇用契約が違うけれど、派遣社員の働き方に似ています。このような人のことを「協力会社の人」という会社もありました。(IT業界や電機メーカーなど)

IT事務

情シス(IT部門)の事務や管理業務を行うことが多いです。基本的に事務職ですが、IT用語を使うため、ITの基礎知識があった方が良いです。

具体的な仕事は、各プロジェクトの進捗状況についての取りまとめ・管理、データ作成、議事録の作成、備品・資材の管理、メール対応など。

情報システム部門に所属していると、このような仕事は業務の一部としてありました。

社内SEのサポート

ヘルプデスク業務の他にSE業務のサポートという求人がありました。例えば、自社使用業務システムに関連する開発および保守運用、バッチジョブの作成など。

求人によっては、必要スキルでJava、C#、SQLなどが含まれていました。

IT未経験者にはハードルの高い仕事です。

求人媒体で難易度が違う

IT系の求人検索の方が、「ITサポート」の業務内容が難しい傾向があります。難易度だけでなく、給与も高い設定です。

女性向け求人サイトでの「ITサポート」の仕事は、比較的やさしいためIT未経験者でも応募しやすいでしょう。

求人検索の結果や業務内容の難易度、給与設定は、検索元の求人サイトや特定の求人プラットフォームに依存する場合があります。また、女性向け求人サイトでは、女性が働きやすい職場や条件が重視される傾向があるかもしれません。

ITサポート(IT事務)とはどんな仕事なのか

ITサポートの仕事は、前項目に記載した通りです。

一般的なITサポートという仕事

職種には企業ごとに異なる定義や要件があり、特に「ITサポート」の範囲は広範で、異なる業務内容や責任範囲を持つことがあります。

一般的には、ヘルプデスクやユーザーサポートといった役割が含まれることが多いですが、情報システム部門での業務として位置付けられる場合もありますし、顧客先に常駐して業務を行う場合もあります。

また、一部のITサポートの仕事は、システムエンジニア(SE)に近い業務を含んでいることもあります。

例えば、システムトラブルシューティングやネットワーク障害対応、システム導入やアップグレードのサポートなど、技術的な知識やスキルが求められる場合もあります。

IT事務と一般事務の違いとは

一般事務は一般的な事務作業を行い、基本的なオフィススキルや組織内の手続きに関する知識が求められます。

一方、IT事務はITに関連した事務作業を担当し、IT関連の知識や技術も必要とされます。

ただし、企業や職場によって役割や業務内容が異なる場合もありますので、具体的な求人要件や職務内容を確認することが重要です。

ITサポートの仕事・契約内容(実際の話)

ITサポートやITアシスタント、IT事務などのタイトルでの求人は、近年になってよく目にするようになりました。

私は実際に仕事を探しているときに、上記のような職種で検索したことがありません。

直近の仕事は、情報システム部門所属での業務で、契約書に記載されているのは、「社内ヘルプデスク」、「機器のキッティング」、などです。これまでに記載した内容にあてはめると、「ITサポート」の仕事になるでしょう。

上記以外にも過去に何度か「ITサポート」に業務に当てはまる業務をしてきましたが、勤務先により難易度は違います。

ITサポートは未経験から転職可能

本記事内のグラフは、インターネット求人で「ITサポート」をキーワードに検索したデータをもとにしていますが、データにしていないものでも、たくさん求人を確認しました。この検索で気づいたことを紹介します。

20代女性はITサポートの仕事に就きやすい

求人内に、「20代」と記載があり、さらに「未経験者歓迎」のITサポートの求人は非常に多いです。

これは、ITサポートが初心者や未経験者にとって入門しやすいポジションであるためです。

ITサポートの仕事は、ITの基礎知識やコミュニケーションスキルが求められる一方で、一般的には専門的な技術スキルや経験が必要とされる開発やエンジニアリングの職種に比べるとハードルが低いと言えます。

IT業界へのキャリアチェンジや未経験からのスタートを考える場合、ITサポートの仕事は良い選択肢となります。

IT未経験者で採用の実例

IT未経験者でも採用される例を紹介します。

過去に私が勤めていた会社(情シス)で、OSのバージョンアップ作業がありました。その作業には派遣社員の協力が必要でしたが、最初に採用された人は2週間でやめてしまいました。

上司は私に相談し、「どんな人を採用すればいいと思う?」と尋ねてきました。

私は「パソコンの基本操作ができる人で、パソコンに興味があり、明るい性格の女性」を提案しました。

最初は上司から「飲み屋のねぇちゃんを雇うのか?」と言われましたが、私の提案を受け入れてその通りの女性を採用しました。

彼女は雇用期間中、休むことなく出社し、業務をこなしてくれました。彼女の明るさが職場の雰囲気を明るくし、私たちにとって大変助かりました。

その後、彼女はIT業界に転職しました。

このエピソードからわかるように、パソコンの基本操作ができる初心者でも、明るく前向きな性格を持っている人がチームに活気をもたらすことができるということです。彼女の雇用期間中の貢献や転職成功は、そのようなポジティブな要素が重要であることを示しています。

仕事で必要なスキルや資格とは

求人によって難易度の違いはありますが、パソコンの基礎知識はあった方が良いです。

資格はなくも雇われるケースはありますが、資格があるとどのレベルまでできるかわかりやすいので、資格があると有利。

比較的簡単な求人を選べば、MOS資格レベルで採用される可能性は十分にあります。

過去に働いていた情報システム部門では、他部署から異動してきた社員で全くITわからない、という人もいました。

その会社では、情報システム部門に配属し、まずはじめにやってもらうことは、「ITパスポート」取得でした。私も入社時に取得しました。

ITパスポートを独学で取得する場合は、書店にはたくさんの本が売られています。独学では厳しい・・・という場合、eラーニングという方法もあり、比較的安い料金で受講できるものが多いです。

実際の業務はつらいの?経験者の解説

ITサポートの仕事だけの話はありませんが、ITサポートの仕事で、つらさやストレスを感じる要因は、勤務先や個人の状況によって異なることがあります。

例えば、家族の事情や精神的な状態などが影響する場合もあります。

私の体験談

私自身は、「ITサポート」に該当する仕事をした経験があり、仕事自体が辛いと感じたことはありませんでした。

しかし、他のITの仕事ではつらい経験があったこともあります。それは主に人間関係によるものでした。

ただし、それは私の個人的な精神状態にも関連していたため、同じ仕事を現在の状況で行った場合には全く違う結果になるかもしれません。

言いたいことは、「つらさ」は個人次第で変わるということです。単純に「ITサポート」の仕事そのものがつらいとは限りません。

仕事がつらい!の原因

多くの場合、仕事でつらさを感じる原因は人間関係によるものでしょう。

この点を理解し、自身のコミュニケーションスキルやストレス管理能力を向上させることは重要です。また、良好な労働環境やサポート体制が整っているかどうかも考慮すべきです。

結論として、「ITサポート」の仕事自体がつらいとは限らず、個人の状況や人間関係が大きく影響することを念頭に置いておくと良いでしょう。

まとめ

求人検索での「ITサポート」の仕事や実際の仕事について解説しました。

求人を見たときに、「職種」だけに注目するのではなく、仕事内容をよく確認してみるのが良いでしょう。

また、求人情報には必ずしも詳細な仕事内容が記載されていない場合がありますので、気になった求人があれば問い合わせることをおすすめします

ITサポートは未経験者にもチャンスを与えてくれる仕事の一つです。

もし事務職の経験があれば、ITサポートの仕事は比較的やさしいので、仕事にもすぐに慣れるでしょう。

今すぐできることは、実際の求人検索です。いくつかのサイトで比較してみましょう。

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